おはようからおやすみまで、SHABAです。
今回は、FUJIFILMユーザーであれば一度購入を検討するであろうレンズ、「XF56mm F1.2 R」のレビューになります。
レンズ自体のスペック、シーン別での作例も交えつつ、「XF56mm F1.2 R」を紹介していきます。
まずは、スペックについて。
XF56mm F1.2 Rについて
XF56mm F1.2 R | |
焦点距離 | 56mm (35mm換算85mm) |
F値 | F1.2-F16 |
レンズ構成 | 8群11枚 |
重さ | 405g |
長さ | 69.7mm |
最短焦点距離 | 70cm |
フィルターサイズ | 62mm |
防塵防滴 | × |
手ブレ補正 | × |
2014年に発売された、Xマウントの中では比較的古い部類のレンズです。古い部類のレンズというのもあって、WR(本陣防滴)は未搭載です。
35mm換算で85mmの焦点距離と、F1.2という十分すぎるボケで、ポートレンズレンズとして人気が高いです。
重さも405gと、取り回ししやすい重さです。
レンズだけだと約70mm、レンズフードも含めると約115mmとやや長めになります。
レンズフードをつけると正直長いですが、安全のためには致し方なし。
もっと詳しい性能に関しては、作例を交えつつ紹介していきます。
XF56mm F1.2 Rの作例
作例は全てフィルムシミュレーション、「クラシッククローム」での撮って出しになります。
使用カメラボディは、「X-T3」です。
ポートレート
F1.2という明るさで、暗所(夜)での撮影でも困ることはありません。
開放だと、ピントを合わせた被写体だけが浮かび上がってきます。そして圧倒的な描写力。
文句なしです。
スナップ
35mm換算で85mmという中望遠に部類されるので、広いレンズを普段から使っていると、その画角の狭さに驚くと思います。
なので、全体を写すというよりは、一部を切り抜くというような視点が必要になってきます。
肝心の写りは最高。逆光も、使用している感じではフレアもあまり出ないです。
F1.2というのを活かして、前ボケを使った絵作りもできます。
テーブルフォト
最短焦点距離70cmなので、ある程度の距離感が必要になってきます。
1枚目の様に、机の上のものならまだ大丈夫ですが、2枚目のようになってくると、自分で持って撮るのは無理でした。誰か別の人に持ってもらう必要が出てきます。
向き不向きがあるのは仕方ない。
XF56mm F1.2 Rのまとめ
得意
・広い場所での撮影
・ボケを活かした撮影
・一部を切り取る撮影
不得意
・狭い場所での撮影
ざっくりまとめるとこんな感じです。どうしても最短焦点距離の都合上、被写体と距離感をあまり取れない場面での撮影は苦手です。
ただ、それ以外の場面だと、驚くような写りを魅せてくれるので、是非とも使って欲しいレンズです。
まとめ
というわけで、XF56mm F1.2 Rについて書いてきました。
持っていて困らない、むしろ持っている方が良いレンズの1本です。
次のレンズ選びに悩んでいるFUJIFILMユーザーは、是非とも購入の検討をしてみてください。
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