おはようからおやすみまで、SHABAです。
今回は、FUJIFILMのミラーレスカメラである、FUJIFILM X-T3を紹介していきたいと思います。
発売から2年以上経ってからの紹介にはなりますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
外観とスペック
FUJIFILM X-T3 | |
有効画素数 | 約2,610万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
フィルムシミュレーション | 16種類 |
動画記録最大画素数 | DCI4K(4096×2160)59.94p |
寸法 | [幅]132.5mm×[高さ]92.8mm×[奥行き]58.8mm |
重さ | 539g(バッテリー含む) |
カラークローム・エフェクト | ◯ |
防塵防滴 | ◯ |
ボディ内手ブレ補正 | × |
X-Tシリーズでは初めてカラークローム・エフェクト機能を搭載。より深い色再現が可能になりました。
フィルムシミュレーションに関しては、当時出ていた全てのフィルムシミュレーションを実装。クラシックネガ、エテルナブリーチバイパスは後継機から載せられたので、X-T3には非搭載になります。
特筆するところは、4K60pでの動画撮影が可能になったこと。ただ、ボディ内手振れ補正がないため単体での使用は厳しい印象。動画撮影の際にはジンバルに載せての使用が前提になります。
背面および、軍幹部。これといって特筆するところはなく、歴代の形を踏襲したカタチになります。
背面モニターは3軸チルトになっています。この後に出た、後継機にあたるX-T4ではチルト液晶に変更となっています。個人的にはここがネックで、いまだにX-t4に乗り換えられずです。
記録媒体はSDカード2枚。ここ最近のカメラだと標準になってきている気がします。
バックアップ用にも使えるので有難い。
接続可能な端子は、上からø3.5mmステレオミニジャック(マイク用)、ø3.5mmステレオミニジャック(ヘッドホン用)、USB Type-C、HDMIマイクロ端子(Type D)
USB Type-Cではモバイルバッテリーを接続することで給電が可能になります。
バッテリーは、NP-W126S。こちらもX-T4からNP-W235に変更となり、互換性はないです。悲しい。
X-T3とX-T4の違い
後継機であるX-T4と比べられがちなので、個人的に気にするところだけざっくりとまとめてみます。
FUJIFILM X-T3 | FUJIFILM X-T4 | |
有効画素数 | 約2,610万画素 | 約2,610万画素 |
センサーサイズ | APS-C | APS-C |
フィルムシミュレーション | 16種類 | 18種類 |
動画記録最大画素数 | DCI4K(4096×2160)59.94p | DCI4K(4096×2160)59.94p |
寸法 | [幅]132.5mm×[高さ]92.8mm×[奥行き]58.8mm | [幅]134.6mm×[高さ]92.8mm×[奥行き]63.8mm |
重さ | 約539g(バッテリー含む) | 約607g(バッテリー含む) |
背面液晶 | 3軸チルト | バリアングル |
ファインダー液晶 | 約369万ドット(視野率約100%) | 約369万ドット(視野率約100%) |
カラークローム・エフェクト | ◯ | ◯ |
防塵防滴 | ◯ | ◯ |
ボディ内手ブレ補正 | × | 最大6.5段 |
バッテリー | NP-W126S | NP-W235 |
バッテリー撮影可能枚数 | 約390枚 | 約500枚 |
中古価格(mapcamera調べ) | ¥103,800(税込) | ¥170,800(税込) |
大きな変化は、フィルムシミュレーションの種類、寸法、質量、ボディ内手ブレ補正、バッテリーになります。
寸法の奥行きに関しては、バッテリーグリップが太くなった分、大きくなった形です。
バッテリーも変更されたことで撮影可能枚数も改善。
そして、大きく変化したのはボディ内手ブレ補正が搭載されたこと。FUJIFILM X-T4への搭載が発表された時は、FUJIFILM H-T1の中古価格が大きく崩れるなど波紋がありましたが、今後はボディ内手ブレ補正が富士フイルム機のスタンダードになりそうです。
値段的な部分では、やはりFUJIFILM X-T3の方がお得。差額でレンズが買えてしまうので、最新機を取るかレンズの充実具合を取るかで変わってきそう。
写真だけなら、FUJIFILM X-T3の方がコスパ的に良く。
動画も楽しみたいと言う人はFUJIFILM X-T4を選ぶと幸せになれるはず。
作例
RAWで撮影後、Lightroomにて書き出したものになります。フィルムシミュレーション、使用レンズはバラバラです。(スナップがクラシッククローム、食べ物がASTIAが多いはず)
RAW現像をすることを前提に撮影しているので、中間調で撮影することが多いです。
中間調で撮影しても、シャドーとハイライトの部分が意外と残っている印象。
ISO2000まではギリギリ許せるレベル。APS-Cだからといって侮れない画質です。
さいごに
動画機としてはFUJIFILM X-T4に一歩劣るものの、写真機としてはFUJIFILM X-T3は引けを取らないカメラです。
初めての富士フイルム機として、FUJIFILM X-T3いかがでしょうか?
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