Adobe Lightroom Classicで ホワイトバランスを使って写真の雰囲気を整えよう!

写真
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おはようからおやすみまで、SHABAです。
今回は、Adobe Lightroom機能の1つである、ホワイトバランス(WB)について紹介していきます。

まずは、ホワイトバランスの役割について、基礎編です。

ホワイトバランス基礎編

ホワイトバランスは写真全体の印象を左右する、重要な要素の1つです。

色温度を青色(左)方向にスライドさせることで、写真全体が青く
色温度を黄色(右)方向にスライドさせることで、写真全体が黄色く

色かぶり補正を緑色(左)方向にスライドさせることで、写真全体が緑に。
色かぶり補正をマゼンダ(右)方向にスライドさせることで、写真全体がマゼンダに、それぞれ変化していきます。


例えばこの写真。この写真のホワイトバランスを、極端な数値にしてみます。

色温度2000の状態。全体が青いです。


色温度が50000の状態。全体が黄色っぽいです。


色かぶりが-150の状態。全体が緑です。


色かぶりが150の状態。全体がマゼンダです。

写真全体の色味のバランスを、ホワイトバランスは担っています。
ホワイトバランスを調整することで、何をするのかといえば、白を白に見えるように調整します。

次は、ホワイトバランスが崩れてしまっている写真、色かぶりになってしまっている写真の調整についてです。

ホワイトバランス調整

色かぶりしてしまっている写真の調整で主に行うのはホワイトバランスを調整して白を白く表示することです。

今回の見本はこちら。カフェで食べたモーニングの写真です。
飲食店によくある暖色系のダウンライト(滅んでほしい、切実に)が当たっていることによって、黄色に色かぶりを起こしてしまっている状況です。

撮影時のホワイトバランスは、青に寄ってはいるものの暖色を完璧には相殺できていないです。
ゆで卵はまだしも、皿は本来の色ではなくオレンジ色になってしまっています。なんか残念

ただ、赤丸のスポイトツールを使えば厄介な色かぶりもすぐに解決です。

スポイトツール(赤丸のアイコン)をクリックすると、画面上にスポイトが表れます。
スポイトを、元々は白だったもの、もしくはグレーのところに持っていってクリックします。

そうすると、クリックした場所が白色になるように自動で調整してくれます。
あとは明るさなどの微調整を加えれて、自分が思った色味に持っていけばOKです。

これは物に限った話でもなく、人でも同じことが言えます。どこか室内で撮った場合、その場所の環境光(主に室内の照明)の影響を受けてしまいます。それによって、本来の肌の色を損なってしまうことが多々あります。

それも、ホワイトバランスを調整してあげることで、ある程度は本来の人肌の色味が戻ってきます。

ここまでが、ホワイトバランスで写真の雰囲気を整える方法でした。

ここからは、ホワイトバランスで写真の雰囲気を変える方法について触れていきたいと思います。

ホワイトバランスで雰囲気を変えてみる

ホワイトバランスの、色温度は写真全体の雰囲気を決めるのに重要な役割を持っています。

なら、寒色系、クールトーン、爽やか、早朝のイメージ
なら、暖色系、ウォームトーン、温かみ、朝日、夕暮れのイメージ

例えばこの写真。

ホワイトバランスのみを調整して並べてみましたが、どことなく雰囲気が違いますよね。

早朝の森の中、静寂なイメージを出したいのであれば、ホワイトバランスを青にしてあげ、

森の中の木の温かみを出したい場合は、ホワイトバランスを黄にしてあげると、それぞれ表現したい雰囲気が出るでしょう。

写真の中で表現したいイメージに合うように、ホワイトバランスもそれぞれ調整してあげましょう。

さいごに

写真の雰囲気を変える方法はいくつか手段がありますが、全体を整えるという役割でホワイトバランスは重要です。
写真のテイストを決めてから触ってあげると、効果的な使い方ができることでしょう、
では、また。

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